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2007年7月

2007年7月31日 (火)

憧れのナベトロが届く

Nabe01

軽便鉄道、鉱山鉄道、森林鉄道などの
ナローゲージ(狭軌鉄道)が好きな者にとって、
ナベトロは、運材車と並んで
ぜひとも欲しいアイテムである。
私も、いつかは手にしてみたい
と思い続けていたのである。

Nabe02

ちなみに、ナベトロとは、
炭鉱や土木工事などで
鉱石や土砂を積載するトラックで、
荷台を横倒しにして
荷を下ろすことができるものである。
(このギミックが
ナローファンにはたまらないのである。)
ナベトロという名は通称で、
正式には「土木工事用側倒車」
というそうである。

Nabe03

でも、自作するとなると、
あの独特な荷台(ナベ部分)をどう曲げ、
どう接合するかなど
自社工場での製造(自作)は
技術的に困難なのも事実である。

ちなみに、国内のメーカーでは、
モデルニクスから完成品が出ている。
写真を見る限り、
リベットまで表現された
実にしっかりとした作りである。
しかし、価格は3両で52万5千円
(1両あたり17万5千円)である。
残念ながら、この価格では、
当社のような地方零細鉄道には、
高嶺の花である。

また、海外メーカーでは、
イギリスのRide on Railways
(ライド オン レイルウエイズ)社
からこれまた完成品が出ているのである。
作りとしては、素朴な作りであるが、
当社のようなラフな作りのバテロコには、
ピッタリの作りである。
(とは言っても、作りは頑丈で、
ナベ部分は実物同様に可動)

Nabe04

しかし、海外製品の個人輸入は
横文字に不慣れな私にとって、
非常にリスクが高いということと、
今は、折しも円安の逆風が
吹き荒れているということが
最大のネックである。

Nabe05

そこで、ダメもとで
イギリス・マイフォード旋盤をはじめとする
小型金属工作機械を取り扱っており、
ライブスチーマー御用達とも言える
ベルメックス・インターナショナル
にお願いすることにした。
当初の見積もりでは、
円安の逆風を受けて予想通り、
円高当時の倍以上の価格になりそうだ
ということであった。
これでは、とても無理かナーと
半ば諦めかけていたところ、
その後、ナベトロの完成機の在庫が2両あり、
しかもちょうどいい具合に、
イギリスから完成機関車の輸入のタイミングがあり、
その輸入貨物と一緒に入れると、
大幅にコストが軽減されるという連絡を頂いたので、
ナベトロ2両の輸入をお願いしたのである。

Nabe06

そして、待ちに待ったナベトロが、
先週末に届いたので、
ベルメックス・インターナショナルの
ショールーム見学を兼ねて、
ナベトロを引き取りに行って来たのである。
運良く、社長の永山氏と
お会いすることができたので、
野暮な話だが、
今回の輸入の経緯をお聞きしたところ、
私が便乗させていただいた輸入貨物は、
Maxitrak(マキシトラック)社の
5インチゲージライブスチームの
Jack(ジャック)で、
なっ、なんと欠伸軽便鉄道社長の
森博嗣氏が注文されていたものであった。
いやー、奇遇と言おうか、
こんなところでまたまたお世話になるとは…。
森博嗣様、本当にありがとうございます。

Nabe07

そんなわけで、円安の逆風が吹き荒れる中、
予想外の破格値でナベトロ2両を
手にすることができたのであった。
ただ、1両のナベトロが、
ナベトロのナベをかける
平板(ナベ支え?)の幅が狭いために、
ナベがうまく入らないという
不具合があった。
まー、このようなラフな作りが
イギリス製の魅力でもあるし、
あの価格で日本製と同じ
精度を求めるのは酷であるし、
ちょっとずつ手を入れていく方が、
自分のものって感じが
していいかなーって思った次第である。
(のちほど改造の予定)

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何はともあれ、
ベルメックス・インターナショナルの
の永山社長の心遣いと
欠伸軽便鉄道の森博嗣氏のお陰で、
当社は、憧れのナベトロを
手に入れることができたのである。
永山・森両社長様、改めまして
本当にありがとうございました。

ベルメックス・インターナショナル
イギリス・マイフォード旋盤の
日本総代理店をはじめ、
超小型旋盤・フライス盤・プレス機械など
あらゆる小型金属工作機械を取り扱っている。
また、イギリスのライブスチーム関係の輸入や
ライブスチームなどのオークションも手がけており、
ライブスチーマーや鉄道模型マニアから
圧倒的な支持を受けている。

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2007年7月24日 (火)

元気に育つカエルたち

Kaeru01

息子たちが近くの田んぼで捕まえてきた
オタマジャクシとカエルたちだが、
エサが豊富なのか、
オタマジャクシは立派にカエルになったし、
カエルたちも一回り大きくなった感じである。
ただ、捕まえてきたカエルたちは、
いずれもメスなのか、
いまだカエルの合唱を聴くことはできない。
もっとも住宅地の真ん中で、
カエルが一斉に泣き出されても、
近所迷惑なのだが…(笑)。
育ったカエルたちに家内はあきれ顔だが、
息子たちは、大喜びなのである。

Kaeru02

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2007年7月23日 (月)

Maxitrak(マキシトラック)社
Sapphire(サファイア)の車歴

Sapphire08_2

当社の3号機となった
Sapphire(サファイア)の車歴を
松葉スポーク氏に教えていただいたので、
紹介したいと思う。

Sapphire(サファイア)は、
イギリスのMaxitrak(マキシトラック)社のキットをベースに
松葉スポーク氏の手によって
電車15番工場にて組み立て・改造された機関車である。
ちなみに、Sapphire(サファイア)
取り扱い説明書(組み立て説明書)は、
当然のことながらすべて英語で書かれているので、
私にはチンプンカンプンなのだが、
この説明書だけを頼りに組み立てられるというのは、
本当にすごいなーと思う次第である。

Torisetsu_2

松葉スポーク氏のお話によると、
Sapphire(サファイア)は、
イギリスから試験的に購入した機関車だそうで、
同時に輸入製作されたPOLLY Ⅰと比べて、
非力であったこともあり、
普段の運転会などでの出番が少なく、
車歴こそ早12年目となっているが、
いまだ10回程度しか走っていないそうである。

さて、これからSapphire(サファイア)には
どんな活躍場所が約束されているのか…!?
当社としては、初の有煙化を成し遂げた
記念すべき機関車であるので、
これからも大切に走らせていきたいと思う。

Maxitrak(マキシトラック)社の
Sapphire(サファイア)の車歴

機関車名 Sapphire(サファイア)
部品製造会社 イギリス・Maxitrak(マキシトラック)社
組み立て工場 電車15番工場にて改造・組み立て

【改造箇所(オプション)】
①機械式給油器(標準は置換式)
②炭庫(標準はダミー)
③朝顔式連結/緩衝器
 (標準はフレーム鋳物一体バンパー)
④ドレインコックレバー改良
⑤第2動輪軸箱守増設改造
⑥急カーブ対策として、後部連結器の口の広げ
⑦水面計のバックプレート取り付け
⑧手動ポンプのレバーの延長

【サファイヤの略歴】
1995年3月28日
松葉スポーク氏がMaxitrak(マキシトラック)社より
Sapphire(サファイア)のキット購入

1995年12月頃
電車15番工場にて、Sapphire(サファイア)が
松葉スポーク氏の3号機として就役
富士見市レイアウトにて公式試運転
以降、年に1、2回程度 富士見市レイアウトにて運転

2001年
軸箱守取り付け改造(電車15番工場にて)

2005年7月3日(日)
八木軽便鉄道倶楽部創立記念式典(オフ会)にて運転

2007年6月
八木軽便鉄道転籍に向けて
水面計のバックプレートの取り付けと
手動ポンプのレバーの延長改造(電車15番工場)

2007年7月22日(日)午前10時00分
八木軽便鉄道へ転籍

※試験的に購入したモノのPOLLY Ⅰに比べて非力なので、
 運転会にはあまり、走らせていないのが実情です。
※富士見のレイアウトでは機関士含めて3人程度の乗車で、
 7パーミルの勾配を軽いブラスト音で元気に駆け上がります。

【機関車の仕様・諸元】
英国 MAXITRAK(マキシトラック)製
SAPPHIRE(サファイア)型(サドルタンク式)
全長  660ミリ
全幅  254ミリ
全高  432ミリ
全備重量 約30キログラム
シリンダ径×行程  31.75ミリ×38.1ミリ
ハックワース式弁装置
動輪直径 101.6ミリ
軸距離  177.8ミリ
銅製ボイラー
使用最大圧力 90PSI(約0.6MPa)
煙突の内径 19ミリ
煙管の内径  9ミリ

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2007年7月22日 (日)

その時歴史が動いた!
悲願の有煙化達成!
Maxitrak社のSapphire
(サファイア)入線!

Sapphire01

こんばんは、どてかぼちゃです。
歴史を大きく動かした「その時」には、
その瞬間の人々の決断や苦悩のドラマがあります。
今日の「その時歴史が動いた」は、
2007年7月22日、私が悲願の有煙化を
達成した「その時」をご紹介します(笑)。

5インチゲージを始めて早5年(まだ5年?)。
その間、当社はずっと有煙化
(ライブスチーム=生きた蒸気機関車の入手)
を掲げてきた。
とは言いながらも、それは夢のまた夢
と半ば諦めていたのも事実である。

そんな時、今日のその時はやってきたのである。
実は、当社ホームページの
掲示板でお近づきとなった
ホームページ「路面電車15番」の松葉スポーク氏が
新しく中古のC20を入手されたことから、
3号機としてキットから製作された
イギリスのMaxitrak社Sapphire(サファイア)
を譲っていただけることになったのである。

Sapphire02

サファイアと言えば、2005年に
当社庭園鉄道に初めて入線した
ライブスチーム(蒸気機関車)である。
また、奇しくも松葉スポーク氏にとっても、
当社にとってもサファイアは「3号機」なのである。
これは赤い糸ならぬ緑の糸に結ばれているとしか
考えようがなく、松葉スポーク氏に
譲っていただくことをお願いした次第である。
そして、松葉スポーク氏と当社の日程の調整の結果、
サファイアの譲渡式は、
当初は、2007年7月15日10時と決まったのであるが、
この日は台風の接近で
残念ながら7月22日10時に順延に…(泣)。

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そして、皆さん、
いよいよ今日のその時がやってまいります(笑)。
2007年7月22日午前10時。
ついに八木軽便鉄道は有煙化を達成したのである。

松葉スポーク氏の車が
当社庭園鉄道脇の私道に横付けされたのである。
待ちかまえていた息子たちは、
松葉スポーク氏が車から出された木箱をのぞき込み、
「わーっ、すごーい!」の連呼である。
そのあと、すぐに箱が空けられ、
一通り、操作などの説明を受けたのである。
その間、息子たちは機関車にかぶりつきである。

Sapphire04

そして、いよいよスチームアップである。
紙に点火、木片に火がつき、
ブロアから勢いよく煙が出ると、
息子たちはこれまた大歓声。

Sapphire05

圧力計が上がっていよいよ発進。
松葉スポーク氏の手ほどきを受けながら運転開始。
とは言っても、初めの運転場所として、
急曲線の当社庭園鉄道の条件は厳しく、
未熟な私にとっては四苦八苦であった(汗)。
息子たちは、蒸気が吹き上がるサファイアにご満悦。
汽笛を鳴らすたびに大喜びである。
そして、息子たちは順番を争って客車に便乗したのである。

Sapphire06

運転を終えて、灰落とし。
最後は、ボイラーの煙管掃除。
これまた息子たちがやりたがり、
電車15番氏の手ほどきを受けながら、
煙管掃除をさせたのであった。
(内心、火傷しないか冷や冷やものではあったが…。)
息子たちは、ブラシをこするたびに出てくるススを
嫌がるどころか、ニコニコ大満足であった。
ちなみに、この日の夜、息子たちは、
珍しく蒸気機関車の絵本を読んでくれてと
家内にせがんでいたのであった。

Sapphire07

そんなわけで、八木軽便鉄道は、
2007年7月22日、
ついに悲願の有煙化を達成したのである。
これは、当社にとって実に感慨深い出来事である。
しかし、サファイアを当社の3号機として、
立派に走りこなせるようになるには、
かなりの修練と勉強が必要なのは確かである。
とは言っても、まだ石炭も入手できていないし、
各種小物を揃ってないので、
これから少しずつ整備して
いずれ営業?運転できるように、
点検・試運転を続けていこうと思う。

とにかく、松葉スポーク氏が
天塩にかけて作られたサファイアであるし、
当社にとっては悲願のライブスチームの入線なので、
1号機のバテロコ、2号機のてトロともども
大切にしていきたいと思う。
松葉スポーク様、素晴らしい蒸気機関車を
本当にありがとうございます。
さて、これからサファイアと刻む
当社の歴史はいかになるのか…!?
これから大いに楽しみでもあり、
不安でもある。

今夜もご覧頂きありがとうございました(笑)。

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2007年7月21日 (土)

どこまで続くか…!?
『週刊Nゲージ
ジオラマ製作マガジン
昭和の「鉄道模型」をつくる』
創刊

N1

このところ、テレビCMでも盛んに放映されているが、
『週刊Nゲージ ジオラマ製作マガジン
昭和の「鉄道模型」をつくる』
が7月19日に創刊された。

NHKの趣味講座で鉄道模型のレイアウト作りが放映され、
今度は週刊誌でレイアウト作りができる本が出るなんて…。
一昔前には考えられないことである。

たまたま本屋で目があってしまって、
思わず創刊号を買ってしまった(笑)。
一応、10週目でエンドレスのレイアウトが完成するようだが、
完全に完成するには50週分を買い続けなければならないようだ。
創刊号は特別価格の780円だが、
第2号以降は1490円だそうだ。
1週間単位で考えればちょっと豪華な夕食1食分だが、
全部買うとなれば、7万円以上の出費となる。
私は、この手のものを続けられた試しがないので、
おそらく途中で挫折する可能性大である(笑)。

全部を買い揃えるとなれば、
決して安い買い物ではないし、
自分なりのオリジナルレイアウトを作った方が、
間違いなく安上がりだし、
自分なりのイメージにあったものが完成するはずである。
でも、毎週届くキットを何も考えずに組み立てるのもいいかなーなんて思う。
(レイアウトなんていつも構想だけで終わってしまって、
完成した試しがないもので…。)
完成サイズが60センチ×45センチのミニサイズというのも魅力である。

さて、どこまで続くかは私自身にとってもわからないが、
とりあえず、ブログで「始めるぞー」と宣言してみようと思う。
でも、次号(2週間後)が発刊される頃には、
やっぱり挫折したと再び宣言することになりそうだが…(笑)。

それから、「週刊蒸気機関車C62を作る
鉄道模型パーツ付きマガジン」

なるものも9月に創刊するそうだ。
(こちらは週刊といっても、隔週刊である。)
創刊号は特別価格の990円。
2号以降は1890円だそうだ。
こちらは100号発刊を予定しているようだが、
完結号数をあえて確定せずに発刊され続けるようだ。

いずれも鉄道少年向けではなく、
明らかに団塊の世代に向けって企画だが、
この調子で週刊「庭園鉄道を作る」とか、
週刊「ライブスチームを作る」なんて出ないかなー。
でも、こんなの出ても、いくらの価格設定になるのやら…。
まず採算性はないでしょうね(笑)。

講談社:週刊「昭和の鉄道模型をつくる」
http://www.tetsudo-mokei.jp/

デアゴスティーニ
『週刊蒸気機関車C62を作る』
鉄道模型パーツ付きマガジン
http://www.de-club.net/jkc/

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