「くろひめ号」と「下工弁慶号」
親子で大鉄道博覧会へ
江戸東京博物館で大鉄道博覧会が行われている。
この博覧会でぜひ見てみたいと思ったのは、
「くろひめ号」と「下工弁慶号」の
2両のナローゲージの蒸気機関車の実物である。
そんなわけで、夏休みの最後の子守りを兼ねて、
息子たちを無理矢理?連れ出して見に行ったのである。
ちなみに、「くろひめ号」は、
新潟県糸魚川市にあった
「東洋活性白土専用線」を走っていた
協三工業製の蒸気機関車である。
私がその機関車の存在を初めて知ったのは、
中学時代に買った
「ナローゲージモデリング(機芸出版社)」で
橋本真氏が「東洋活性白土専用線」について
文とイラストで紹介していた記事の中である。
当時、私は鉄道模型を始めたばかりで、
鉄道車輌と言えば、国鉄型しか知らなかっただけに、
こんな遊園地のような専用線と
おもちゃのような機関車が存在していることに、
大いに感動したし、
私がのちにナローゲージに傾倒していく
原点となった記事である。
また、「下工弁慶号」は、
徳山海軍燃料廠で使われたのち、
山口県立下松工業高等学校が譲り受け、
1981年に修復された後、
各地で公開運転されていた蒸気機関車である。
この蒸気機関車は、当社のサファイアと同じ
サドルタンクスタイルで私の大好きなタイプである。
当然のことながら、
いずれも初めて見る実物であったが、
「くろひめ号」と「下工弁慶号」が
想像していた以上に
大きい機関車であることに驚きを感じるともに、
この機関車たちが実際に走る姿を
改めて見てみたいと思った次第である。
他の展示は、旧交通博物館のミニ版というか、
鉄道博物館開業前のつなぎという感じで、
個人的には、他の実物展示よりも、
宮下洋一氏の「地鉄電車慕情(ネコ・パブリッシング)」で
紹介されているモジュールレイアウト(ディオラマ)や
映画「ALWAYS 三丁目の夕日」の
撮影に実際に使用されたC62型(アスターホビー製)の
1番ゲージライブスチーム(「CAFE ALPHA」所有)の
素晴らしさに大いに感動した次第である。
ただ、息子たちにとっては、
すべてがガラスケース越しに眺めるだけの展示なので、
とても退屈そうで、一番楽しそうだったのは、
特急「つばめ」の展望デッキを再現したところで、
むしろ、常設展示のところの方がさわれたり、
乗ったりすることができるので、
そちらの方が楽しかったそうである。
まー、貴重な産業文化遺産保護の観点からすれば、
当然のことなのだが、
何でもさわってみたい年頃の息子たちにとってみれば、
さわることができないというのは、
一番のストレスなのは確かだと思う。
そんなわけで、とりあえず写真に納めただけで、
じっくり見ることはかなわなかったのである(泣・笑)。

(特急「つばめ」展望デッキ)
【くろひめ号】
(時の旅人「蒸気機関車写真集」)
http://www.slnet.gr.jp/index_j.html
思い出のSL「くろひめ」
http://www.slnet.gr.jp/main/doko.html
【下工弁慶号】
社団法人・下松工業会(山口県立下松工業高等学校同窓会)
http://www.kudakokai.org/index.html
下工弁慶号
http://www.kudakokai.org/square/kudako_bennkeigou/kudako_bennkeigou-1.html
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