渋谷映輔氏のライブスチーム製作本
「ライブスチームB20製作奮闘記」
市川蒸気鉄道クラブの会員であり、
当社倶楽部にも入会していただいています
渋谷映輔氏が、
このたび、自身の体験をもとにした
「1台の機関車から ライブスチームB20 製作奮闘記」
(誠文堂新光社)なる本を自費出版されました。
なんせ、日本では、ライブスチームや
大型鉄道模型に関する情報は、
毎月発刊される鉄道模型雑誌にも
ほとんど載ることはありませんし、
ライブスチームの完全自作のための
専門書が数冊発刊されている程度です。
その意味では、渋谷氏のライブスチーム本は、
これからライブスチームを始めてみようとか、
これから大型鉄道模型を始めてみようという方にとっては、
恰好の入門書というか、必読書ではないかと思います。
何と言っても、この本には、
渋谷氏が自ら製作された
技巧舎のライブスチームキットの
B20の製作から日々の運転整備に至るまでを
失敗談や家族・クラブへの関わり方なども含めて
初めてライブスチームを製作する初心者の立場に立って
書かれています。
率直に言って、私自身にライブスチームの
製作経験はありませんし、
そもそも蒸気機関車は好きでも、
蒸気機関車そのものの構造やら、
運転法などにたけているわけではありませんので、
偉そうなことは言えません。
でも、拝読させていただいた感想として、
初めて大型鉄道模型の世界に入られた時の
家族とのやりとりや情報収集など
私自身がぶち当たった壁や
これからぶち当たるであろう壁に
相通じるものが感じましたし、
製作や運転のポイントが
実にわかりやすく書かれていますし、
何を知らなくてはいけないのか、
何をしなくてはいけないのか、
といった多くの疑問のヒントになることが
書かれています。
率直に言って、この本を読んだだけで、
すべてのことがわかるわけではありませんが、
これからライブスチームを始めてみようとか、
これから大型鉄道模型をやってみようとしている者に対しての
大切な道しるべになることは間違いないと思います。
とにかく、ライブスチーム完全自作のための
本のようなハードルの高さはなく、
私のような文系人間にとっても、
スーッと読んでいける内容でした。
(だからと言って、全て理解できたわけではないが…。)
何よりも、この本を読むと、
興味を持ちながらも、どうせ俺には無理だろう、
どうせ私には手のとどかない世界と思っていた人が、
もしかすると、自分にもできるのではないかと
その気にさせてくれる本であることは確かです。
まさに、ライブスチームや大型鉄道模型への
入門のための必読書です。
ただ、この本は、渋谷氏の自費出版によって出版された本なので、
一般の書店ではなかなか入手しにくいようですが、
一部ネットでの通販でも入手可能なようです。
また、この本の内容の一部やその後については、
渋谷氏自身のブログ「蒸気鉄道日記」にも書かれていますので、
ぜひそちらの熟読されることをオススメいたします。
渋谷様、素晴らしい本を発刊して下さいまして、
誠にありがとうございます。
実に楽しく拝読させていただきました。
渋谷映輔氏のブログ「蒸気鉄道日記」
http://blog.goo.ne.jp/yingfu558

【書籍について】
「1台の機関車から ライブスチームB20 製作奮闘記」
著者 渋谷映輔
出版社 誠文堂新光社
定価 本体1500円(税別)
【本の帯紙より】
レッツチャレンジ!
いま始める蒸気機関車の製作
16番ゲージャーだった男が休眠10余年、
突如5インチゲージ・ライブスチームに転向して
活動を再開した。さてその顛末は!
<主な内容>
出会いのとき
地下活動始まる
動輪回る
感激のエアテスト
不遇な時代
ついに蒸気走行
長びくデビューへの道
復活後に残った問題
ついに一人前に
あなたもぜひこの世界へ
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コメント
どてかぼちゃさま、我がブログへのご訪問ありがとうございます。本日は大学鉄研のメンバーによる、阪堺電車貸切運転会(第4回になりました)に参加しており、青春18切符で鈍行で大阪まで行くときに、渋谷さんの本を持参して、ほぼ読み終わりました。
投稿: C6217HP | 2008年9月 6日 (土) 午後 11時19分
C6217HP様
おはようございます。
時々お邪魔させていただいてはいたのですが、
ここのところ、忙しさにかまけて、
もっぱらロムラーだったもので…。
なんせ自身もブログすら満足に更新できていませんから…(泣・笑)。
渋谷氏の本は、ライブスチームや大型鉄道模型を始めようという人だけでなく、
すでに始めている人であっても、
自分自身の体験とオーバーラップするところがあって、
読んでいてとても楽しいですね。
私自身は、細かいところがとても参考になりました。
投稿: どてかぼちゃ | 2008年9月 7日 (日) 午前 06時04分
どてかぼちゃ様おはようございます。
先日のよさみでの運転会のおり、名古屋の青〇(M)さん(DF50スタイルオーナー)も渋谷さんの本を持参されておられました。私もカバーをはずして持って行っておりました。同時にA&B鉄道社長の最新本(もちろん推理小説などでない方(笑))も持ってこられており(こちらも生協で買っていましたが、持って行ってはおりませんでした)、こだま鉄道さんらは入荷を気長に待ちますと言っておられました。ちなみに、Mさんは、お宅近くの大手本屋に注文されたそうです。
投稿: C6217HP | 2008年9月10日 (水) 午前 09時09分
C6217HP様
日本でも、渋谷氏や森氏の本のような記事ばかりが載るような
鉄道模型雑誌が毎月発刊されるといいのですが…。
まー、月刊でないまでもせめて季刊くらいで…。
そのくらいになれば、庭園鉄道や大型鉄道模型に対する敷居も
だいぶ低くなっているんでしょうね。
みんなで、買いまくって出版社に
この手のジャンルも商売になることを証明しましょう(笑)。
投稿: どてかぼちゃ | 2008年9月11日 (木) 午前 05時59分