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15インチゲージの機関車製作記
その2 »

2009年8月10日 (月)

無謀にも台枠の新製を決断
15インチゲージの機関車製作記
その1

Daiwaku01
せんろ商会&みたちおもしろ機械工房が
試作した動力台車

いよいよ第10回国際鉄道模型コンベンション
(主催:日本鉄道模型の会<JAM>)まで
残すところあと11日と迫ってきた(汗)。

今年、当社は「八木軽便鉄道倶楽部」として出展。
今年の展示場所は、毎年、1番ゲージと5インチゲージの
重鎮の方々が出展している屋上の片隅である。
昨年までは、5インチゲージを中心に出展していたが、
今年は、5インチゲージに加えて、
新たに15インチゲージの出展を試みるつもりである。
そして、5インチゲージと15インチゲージの
それぞれの楽しみ方の違いについて
披露していきたいと思っている。

Daiwaku02
動力台車の心臓部とも言うべき動力装置部分

その意味では、今年の目玉は、
何と言っても15インチゲージである。
しかし、知識も技量もない私のような者が、
いきなり0から製作できるわけもなく、
今回は、せんろ商会の岡本憲之氏と
みたちおもしろ機械工房が共同開発された
15インチゲージの動力台車をもとに、
上回りを中心に機関車を作り、
それをメインにしようというわけだ。

Daiwaku03
切断面等に錆止めを塗ったC型鋼材

そこで、まずは、本やネットで
プロトタイプになりそうな機関車を
いろいろと物色した。
そして、自分の技量と照らし合わせながら、
いくつかの候補に絞っていき、
床に実際のスペースを確保しながら、
現物合わせで配置などを考えた。
その結果、単純なDLタイプにすることにした。
ところで、15インチゲージと言えば、
単純に5インチゲージの3倍の軌間ではあるが、
実際に、人が乗って運転できる機関車を作ろうとなると、
車体長83センチのみたちさんの動力台車では、
どうしても、車体長が足りないのである。

Daiwaku04
ベルトクランプとC型クランプで仮止め

そこで、みたちさんとも相談して、
みたちさんの動力台車の
心臓部とも言うべき動力装置部分と
車輪・車軸・軸受けだけを使わせてもらって
台枠は新たに新製する決断を下したのである。
とはいうものの、みたちさんが試作した動力台車
のようなガッチリした台枠を私自身が作れるはずもなく、
このあたりが完成後、走りにどの程度影響が出るのかも、
違った意味で検証できるとも言えるので、
とにかく製作をスタートすることにしたのである。

Daiwaku05
C型鋼材をL字材とボルトで固定(表側)

材料は、3.2ミリ厚、
100mm×50mm×20mmの
C型鋼材を例によってホームセンターの
カットサービスでカットしてもらい、
当然のことながら、溶接なんて芸当はできないので、
L字材と直径6mmボルトで固定することにしたのである。
ちなみに、C型鋼材を選んだのは、
角パイプの鋼材よりも軽量であることと
下回りの固定と上回りを
それぞれ独立して固定できると考えたからである。
ちなみに、車体長は1150mm、
車体幅は600mmにする予定である。

Daiwaku06
C型鋼材をL字材とボルトで固定(裏側)

というわけで、カットした部分などに錆止めを塗り、
いよいよ製作スタートである。
四隅を木工用のベルトクランプとC型クランプで固定し、
現物合わせでL字材をあてがって、
ドリルドライバーで穴開けしていき、
あとは、インパクトドライバーを使って、
直径6mmボルトで固定してみた。
とりあえず、完成した台枠を持ち上げてみたが、
一人でも楽々に持ち上がる重さでありながら、
何も取り付けていないので結構ガッチリと固定された。

Daiwaku07
さらなる補強も兼ねて下側もL字材で固定

さて、この台枠に車輪などを取り付けて、
果たしてその重さに耐えられるのか?
20日までに完成するのか…!?(汗)
いろいろと不安はあるが、
とりあえずこの続きは次回ということで…。

Daiwaku08
とりあえず四角い枠となった新製台枠

せんろ商会(岡本憲之氏・娯楽鉄道総合コンサルタント)
http://senro.na.coocan.jp/

みたちおもしろ機械工房奮闘記
http://saba.tea-nifty.com/omoshiro/

【第10回 国際鉄道模型コンベンション の案内】
会期: 2009年8月21日(金)~23日(日) 10:00~18:00 (但し、23日は17:00まで)
主催: NPO法人 日本鉄道模型の会
後援: 国土交通省、JR東日本、JR東海、JR西日本
場所: 東京ビッグサイト、西4ホール&屋上展示場
http://www.bigsight.jp/general/access/
料金: 1,500円 3日間有効、会期中何度でも入退場可能。
(中学生以下無料、小学生以下要保護者同伴)

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コメント

凄いな~、遂に、溶接機をお買いになる直前の段階まで辿りつかれっちゃったんですね。台枠だけでは比較的軽量であっても、部品やら車体やらを架装して行くとかなりの重量になると思うのですが運搬手段は大丈夫なんですか? 次回の車用自動車を購入なさる際には、スロープ付・電動ウインチ付の、車椅子搭載仕様のミニバンが必須かも。

投稿: 松本哲堂@風雅松本亭 | 2009年8月10日 (月) 午前 07時31分

ついに掲載開始ですね。まってました。
うちの台枠が中にはいってしまう大きさですね。こちらはなんの制限もない(大きくできないっていう制限はありましたね…笑)のでいつまでに作るはないのですけど、そちらは出展という、楽しいハードルがあるので大変ですね。作業全てが(運搬、撤収をふくめて)未体験ゾーンでしょうから、情報収集にはいいのでしょうが…。


しっかし、同じ職場にこういうものをつくっている人間がふたりいるってのも、恐いですねー。へへへ。

投稿: 同僚の○○ | 2009年8月10日 (月) 午前 10時19分

松本哲堂@風雅松本亭様
ついに、禁断の金属加工に手を染めてしまいました(笑)。
金属加工なんて学生時代までやっていた
16番ゲージの真鍮キット組立以来ですから…。
いやー、重さは量っていませんが、
すでに台枠だけで結構な重さです。
上回りと下回りが分割できるようにすることはもとより、
上回りも何分割かにできるようにしなければならないと考えています。
とにかく、できるだけ軽量化したいと考えていますが、
強度の兼ね合いもありますので、
この先、どうなることやら…。
車は買い換えたばかりなので、
今更、買い換えは無理なので、
これから思案のしどころです(泣・笑)。
まー、15インチキなので、
材質にこだわりはないのですが、
組み立てました、人が乗りました。
バラバラになりましたでは、
洒落になりませんから…(大笑)。

投稿: どてかぼちゃ | 2009年8月10日 (月) 午後 03時17分

同僚の○○様
ついに連載?スタートです。
当社もこれがギリギリサイズの予定ですが、
もしかすると、場所によっては通過不能かも…。
なんせまだ自宅に線路はほとんど敷設されていませんから…(泣・笑)。
まー、もしダメなら、修行僧となって、
トンチンカンと家を削ってしまえばいいわけですから…(大笑)。

> そちらは出展という、楽しいハードルがあるので大変ですね。

サイズの制約よりも完成期日の制約の方が辛いところです(泣・笑)。
果たして、完成するのか…!?(汗)
そちらも○○○○という、辛い?(本当は楽しいはずだったが…あの新型○○○○○○○が流行らなかったら、今頃は…。)ハードルがあるのでこれまた大変ですね(本当に何度もお疲れ様です。)。

> しっかし、同じ職場にこういうものをつくっている人間がふたりいるってのも、恐いですねー。へへへ。

ごもっともですね(笑)。
なんせ約60億分の2の2人が一緒の職場にいるわけですから…(大笑)。
あと10日、気合いを入れて頑張らねば…(汗)。

投稿: どてかぼちゃ | 2009年8月10日 (月) 午後 03時26分

>ちなみに、車体長は1150mm、
>車体幅は600mmにする予定である。

ミタチ製の動力台車の上に、このサイズのベニヤ板を被せて載せておくだけでも用は足りるような気がする、なんて言っちゃいけませんか(笑)。

投稿: 松本哲堂@風雅松本亭 | 2009年8月10日 (月) 午後 05時33分

松本哲堂@風雅松本亭様
ごもっともな話で、
私もはじめはその方向で考えていましたし、
実際、みたちさんが試作された
15インチ版ガソリンカーは、
その方式で作られています。
実際の所、台風でも来ない限り、
十分実用レベルの強度であったと思います。
ただ、連結するとか、
今後の展開で明らかにされていきますが、
走ることよりも止めておくことや
止まることなどをトータルに考えた結果、
下回りの新製に踏み切りました。
あとは、強度も大切なのですが、
基本的に一人で作業していますので、
少しでも軽くしたいという至上命題が
ありまして…。
とにかく、みたちさんの動力台車の台枠は、
とても頑丈にできていてビクともしませんが、
台枠だけでかなり重いです。
まー、この台枠の違いが走りにどれだけ影響するのか、
なんていうのも検証してみたいという思いもありまして…。

投稿: どてかぼちゃ | 2009年8月11日 (火) 午前 04時30分

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