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2009年12月 1日 (火)

坊ちゃんたち幸せだね
今の子たちは…

Imamukashi01
建設途上の秘密基地

わが家の秘密基地作りをしている様子を、
ご近所様が見ていて、
「何を作っているんですか?」
とばあさん(母)に聞いてきたそうだ。
「孫たちの小屋作りですよ。
まー、じいさんと息子(私)は、
昔の秘密基地作りだって言っていますけど…。」
とばあさんが答えると、
「坊ちゃんたちは幸せだねー。」
「こんな風にお父さんが
小屋なんか作ってくれるなんて…。」
「そして、一緒に釘打ち
できたりしているなんて本当に幸せだね。」
と言うことだった。
(今回の秘密基地作りは、
ご近所の皆々様の位置からすれば、
北側に位置する所に建てているので、
お陰様で、ご近所様からは
好意的に受け止められている。)

Imamukashi02
30数年前に作った秘密基地(笑)と裏庭

でも、私の少年時代からすると、
今の子たちはかわいそうだなって思う。
私の少年時代は、
雑木林や建築資材置き場とかに
好き勝手に秘密基地を作っていた。
当然のことながら、材料も
廃材や木っ端、間伐材、藁など
そこら中でタダで簡単に
手に入ったものばかりである。
戦争ごっこ、ターザンもやり放題だったし、
爆竹やクラッカーで遊んでいても、
苦情なんかあるわけなかった。
それに、小川や貯水池に入って、
カエルを捕まえたり、ザリガニ釣ったり、
魚やドジョウとったりしていたし、
雑木林で、カブト虫、クワガタ虫、
ガチャガチャ(クツワムシのこと)
なんかも取り放題だった。
まー、たまに資材置き場や田んぼなんかに
勝手に入って怒られたことはあったが…(笑)。

Imamukashi03
私がよく川遊びをした小川の今昔

そんな里山の原風景が、
私の成長に合わせるかのように、
小川はどぶ川と化し、
どぶ川にはフタがかけられ、
貯水池や空き地は柵で囲われ、
立入禁止となった。
田んぼは次々と埋め立てられ住宅地となり、
雑木林も手入れもされずに荒れ放題となった。

Imamukashi04
フタをかけられたどぶ川

そして、今、つくばエクスプレスの沿線開発で、
いよいよ断末魔を迎えている。
そんなわけで、今ではカエルやガチャガチャの
鳴き声も聞こえなくなってしまったし、
住宅が密集し、爆竹どころか、
花火をやるだけでも苦情がくる始末。
たき火なんて以ての外だし、
生き物もチャボとかは、
鳴き声がうるさいものは、
近所迷惑になるので飼えないのが現実。

Imamukashi05
おそらく今年が見納めの雑木林の紅葉

なので、息子たちは、近くの公園で遊ぶか、
わが家の庭か自宅裏の私道で遊ぶしかできないのである。
でも、近所の公園では、ボール遊びも花火もできない。
勝手に木を切ることも、木登りもできない。
いわんや秘密基地なんて作れるはずもない。
なので、決められたルールに従って、
お仕着せの遊具で遊ぶしかないのである。
まー、私からすれば、
本当にかわいそうな話である。
(もっとも今どきの子どもたちは、
公園に来ても、
みんなで一緒に遊ぶわけでもなく、
一人一人がそれぞれの
テレビゲームをやっているだけだが…。)
今の子たちは工夫しないというけれど、
不足が不足しているからこそ、
そこに工夫というものが生まれるのだと思う。

Imamukashi06
ドリルドライバーで秘密基地を作る長男

まー、その意味では、
わが家に掘っ立て小屋を建てて、
秘密基地としなくてはならないことは
実にかわいそうなことだなーって思う。
まー、それでも、作らないよりはマシだし、
作れる環境にあるということは、
少なくとも幸せなのかもしれない。
私の少年時代がそうであったように、
やはり私としては子どものうちに、
可能な限り、危険ギリギリの遊びを
させてあげたいものである。
人間、死んでしまっては元も子もないが、
やっぱり危険ギリギリの遊びの体験って
大切だと思うのである。
そんな中で、思いやりや命の大切さを
体で学ぶんだと私は思う。

Imamukashi08
5インチゲージの庭園鉄道

私が、あんな狭い庭にあえて、
山を作ったり、トンネルを作ったり、
密林のような庭を創ろうとするのも、
ひとつには失われゆくわが家のまわりの
里山の原風景への回顧であるとともに、
息子たちに好き勝手に遊べる所に
してあげたいという思うからである。

なので、私は、
秘密基地にしても、
15インチゲージの
自家用実用鉄軌道にしても、
真似事でいいし、
インチキで十分なのである。
そりゃー、本音は、日常的に息子たちに、
自由に野山の中をかけずりまわらせてあげたり、
広大な土地でトロッコを思いっきり敷いて
遊ばせてあげられたらいいだろうなー
と思うのは確かである。

Imamukashi07
夜露に濡れる建設中の秘密基地

しかし、それは、現状では無理な話だし、
私も息子たちもそんな真似事秘密基地や
インチキ線路で十分満足なのである。
まー、こんな真似事・インチキ遊びでも、
今どきの住宅事情や周辺環境からすれば、
はるかに贅沢な遊びをしているんだと思うし、
そんな幸せな環境を与えてくれている
ご先祖様とじいさん・ばあさん(両親)、
それから理解ある(呆れている?)家内に
ただただ感謝・感謝である(笑)。

Imamukashi09
JAM第10回国際鉄道模型コンベンション

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15インチゲージ」カテゴリの記事

コメント

どてかぼちゃさんも、かつてはマイ基地を作られてたんですね。なるほど~!!と思いました!ご自身の写真と、息子さん達の姿が重なって、とてもほほえましいです。
自然の中で走り回って遊べる環境が消えていくのは寂しいです。ゲームで育った子供たちがどんな大人になるか、とても心配です。
汗をかいて作業されている息子さん達。いろんなものをお父さんからもらっているなあと、さらに感激して見せてもらいました。

投稿: minigarden | 2009年12月 2日 (水) 午前 08時00分

我が家のまわりでは里山どころか 子供の姿も
とっくに消えさり 空家と高齢者ばかり その分小生が幼児?帰りして 箱電を乗りまわしてます  時々無理やり付き合せる隣家の愛犬が頼みの綱ですが 彼女も16歳と高齢 来年はシルバーカー?をつくらねば・・・

投稿: 釜爺 | 2009年12月 2日 (水) 午前 10時23分

minigarden様
いやー、お恥ずかしい写真ですみません。
どんなに素晴らしい庭であっても、
大自然の雄大さにはかないません。
日々失われている雑木林や田畑を見ていると、
幼き頃の思い出がオーバーラップして、
ますます哀しくなりますね。
とりあえず、今の所、秘密基地作りに
興味津々のようですが、
果たして、今後、どうなりますやら…。

投稿: どてかぼちゃ | 2009年12月 2日 (水) 午後 10時01分

釜爺様
釜爺様の所も、都市化が進むとともに、
高齢化が進んでいるんですね。
我が地方も、都市化と高齢化が、
ますます暗い影を落としています。
なので、いずれは釜爺様の
ご自宅同様になってしまうのでは…!?

投稿: どてかぼちゃ | 2009年12月 2日 (水) 午後 10時04分

雑木林がなくなってしまうのは悲しいですね。
ウチの周辺は神社お寺に残されたミドリ(雑木林?)だけが頼りです。
勝手ながらこれ以上人間は増えて欲しくないです(引っ越して来たくせに。汗)

投稿: LUN | 2009年12月 5日 (土) 午前 07時40分

LUN様
確かにその通りで、
森をウリにした宅地を造るために、
雑木林を切り倒してしまうのは、
哀しいところです。
日本にとって、神社や古墳の存在は、
都心の緑を守るという側面では重要ですね。
でも、我が家の近所の神社は、
社を建て直すために、
神社の敷地の大半を
売り払ってしまったので、
社は立派になりましたが、
森の社ではなくなってしまいました。

投稿: どてかぼちゃ | 2009年12月 5日 (土) 午前 09時41分

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