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2010年7月 4日 (日)

本物同様な模型を楽しむか?
実物に似せた模型を楽しむか?

Mokei01
下ノ沢鉄道に乗り入れた当社15インチキ機関車
(沢鉄祭より)

ゲージ(軌間)の幅が広くなるほど、
スケール(縮尺)が大きくなればなるほど、
見た目(形)だけでなく、
実物と同様の材料や
機能・構造で作っていけばいくほど、
「ライブスチーム」に代表されるように、
それは実物ではないにしても、
模型(実物の形に似せて作ったもの)というよりは、
小さいとはいえ本物そのものになっていくといえる。

Mokei02
5インチゲージライブスチーム
小川精機「ドイツBR24」

逆に、下回りに対して上回りを小さく作る「がに股方式」や
レストランのショーウインドーにある蝋細工のように、
材料を実物とは違う
紙や木、プラスチックなどの素材を使ったり、
外観以外を省略したり、
急曲線通過を可能にしたり、
速度の抑制・簡易な制動装置にするなど
実物の構造を簡略化したりする方向は、
実物の形(見た目)をいかにそれらしく似せるか、
実物をアレンジしたり、ディフォルメしたりして
実物の構造や機能の美味しい部分だけを凝縮するかなど
あえて実物を似せてつくる模型であるといえる。

どっちの模型スタイルを選択するか、
どっちの傾向の模型をどの程度楽しむか、
それは人それぞれ。
その人の拘りはもとより、
その人の知識・技量・様々な環境によって
決まるのではないかと思うが、
ただ、模型が大きくなればなるほど、
模型が本物に近づけば近づくほど
実物同様の楽しみがある一方で、
実物同様の危険性も増していくので、
大型乗用鉄道模型を楽しむためには、
それなりのリスク(危険性)が伴うことを十分認識し、
製作・運用の割り切りと工夫が求められることは確かだし、
自己責任で楽しむことが鉄則の世界なんだと思う。

Mokei03
15インチゲージに改軌した下ノ沢鉄道の箱トロ

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コメント

問題は、本物、の定義ですよね。こだわるのは、実物ファン方面の方々だと思います。
要は、意図する目的に従って、何かをつくり、それを利用して、楽しむ事。つくる事自体が楽しみの一つでもあるということが、また、模型工作の特徴なのですが、そのゴール自体がおっしゃるようにこれまたいろいろであるのに、それをたったひとつの「模型工作」という言葉に納めてしまうところにむりがあるのでは、と思います。
ましてや、大スケールの15インチなどというジャンルでは、工作、というより建造、敷設、かな?の楽しみもさりながら、出来上がった作品を使っての運転の楽しみも小スケールの模型とは比べ物にならない「実物」スケールの力学に従った環境下ということになるわけですから、まったく別のものと考えていいのではないでしょうか?
実物を持てないから模型を所有する、という実物ファンとはちょっとちがう。
じっさいには、実物の鉄道の保存活動をして運転している人達もいるけれど、模型工作派はそれでは満足しない、というところになにかしらの鍵があるのではと思います。
そういう意味では、羅須地人のやっていることは、どちらかといえば、模型工作のジャンルに近いのではないかと思うのですが、いかがなものでしょう?
ただ、あの活動のスケールは、個人の楽しみを超えた、コミュニティー的な楽しみも含んでいるわけで、純粋な模型工作の楽しみとはまた違った世界になるのかな、というきがしないでもありません。
まあ、小スケールの模型でも、コミュニティー的な楽しみをしている例も枚挙にいとまがありませんので何ともいえませんけれど、どのような楽しみ方をするか、については、その人の性格にもよるものなのでしょうね。
ただ、人間も社会的存在である以上、ひたすら個人的に自己完結で模型を楽しむというのは、なにかしら、満足しないところがあるのではないかと思います。
そういう点で、しっかりとした社会的常識をベースとした模型工作趣味人の紳士的な交流が、現実社会の中で展開されれば、よりいっそう模型工作の楽しみというものがおおきくなるのではないかと感じます。

投稿: skt48 | 2010年7月 4日 (日) 午後 01時11分

skt48様
> 問題は、本物、の定義ですよね。
> たったひとつの「模型工作」という言葉に納めてしまうところにむりがある
> しっかりとした社会的常識をベースとした模型工作趣味人の紳士的な交流が、
> 現実社会の中で展開されれば、よりいっそう模型工作の楽しみというものがおおきくなる

確かにそうだと思います。
私のやろうとしている15インチゲージの自家用実用鉄軌道は、
精密模型工作というよりは日曜大工という感じですし、
実物のスケールダウンや実物の再現というよりは、
屋上アミューズメントや遊園地のミニ鉄道の家庭版、
模型というよりは玩具・遊具に近いし、
実物の保存鉄道や産業軌道の再現というよりは、
ごっこ遊びに近いし、
自家用としての実用軌道を目指したいということを考えると、
「自家用実用鉄軌道」というのは、
そもそも「自家用鉄道」が存在しないのですから、
実物でもなければ、模型でもなく、
やっぱり似て非なる物、むしろインチキを積極的に楽しむ
「15インチキ」が一番しっくり来るのかもしれないです(笑)。

投稿: どてかぼちゃ | 2010年7月 4日 (日) 午後 04時06分

うちは
軌道を敷いてます。その時点で多分本物でしょう。
つくりはインチキといやーインチキですが。
トロッコとして作りはどうかといわれるといい加減な部類でしょうが、自分の今の状況(年、家族、仕事、地域、その他のこと)を考えると精一杯の本物だと思っています。
ま、バラスト撒いたり、枕木おいたり、6㎏とは言え、レール敷いているのはやりすぎでしょうけどね。笑

ま、レールが好きだってことは大きいですけどー 来週に大きな行事があるので、趣味にも走ってもいられず、家事に向かっておりますー。

社主はすすみましたか?

投稿: 元同僚の○○ | 2010年7月 4日 (日) 午後 10時33分

元同僚の○○様
一昨日・昨日と天台で審判でしたので、
ちーとも進んでいません(泣・笑)。
なので、一昨日と昨日は、
本業の追い込みの方も
ちーとも進んでいません(泣)。
当社もレールそのものは実物ですが、
その軌道の敷き方はインチキです。
機関車・トロッコのスタイルもインチキですが、
鉄道が本来持つ人や物を輸送するという部分については、
「自家用」という限られた世界の中ではありますが、
本物を実現しているのではないかと思います。
でも、その姿は、実物としては存在していませんし、
模型というスタイルでもないので、
やっぱり「インチキ」が一番しっくりくるのかなーなんて…(笑)。

投稿: どてかぼちゃ | 2010年7月 5日 (月) 午前 04時14分

 自分は 大型鉄道模型をやった事が無いので ちょっとニュアンスが違うかもしれません

 鉄道 というより トロッコ遊びをしてみたかったというのが本音ですが(笑)  個人的にトロッコは 重機やフォークリフトの仲間だと思っているので、120km/hで幹線を疾走する電車の様に、あんまり理屈詰に設計のする事にも違和感感じますね

  車、バイク関係の知人が何人か手伝ってくれるのですが(鉄)な方は殆どいません、 
 でも、興味を持って乗りたがってる所を見ると トロッコには不思議な魅力があるのだと思います
 旧車やクレーンやユンボ ジェットスキー バイクは皆持ってるけど、「トロッコ」は誰も持ってないですからね(笑)

投稿: かーはら | 2010年7月 6日 (火) 午前 01時21分

知人に何鉄!って聞かれて返答に困る時があります 自家鉄といってもなにそれ?って感じで・・・
ところでトロッコの語源はトラックととある辞典にありますがなんかしっくりきません

投稿: 釜爺 | 2010年7月 6日 (火) 午前 02時55分

かーはら様
私も15インチキに求めているものは、
まさにトロッコごつこ遊びです。
なので、かーはら様同様、その感覚は、
重機やリアカーなどで遊ぶ感覚ですね。
なので、手押しトロッコが一番おもしろいです(笑)。

投稿: どてかぼちゃ | 2010年7月 8日 (木) 午前 06時29分

釜爺様
確かに、Gゲージに代表される庭園鉄道とも違いますし、
一般的な5インチゲージの大型乗用鉄道模型の楽しみ方とも違いますし、
かといって、実物とも違います。
「自家用実用鉄軌道」という言い方も字余りって感じですし、
「15インチキ」が一番しっくりくるのかもしれませんが、
当然ながら一般的ではないですし…。
要するに、私としては、「トロッコ遊び」をしたいというよりは、
「トロッコごっこ遊び」をしたいという感じですかねー。

投稿: どてかぼちゃ | 2010年7月 8日 (木) 午前 06時33分

「トラックの語源」で検索して辿り着きました。確かにウィキペディア日本語版の"truck"は異様ですよね。リンク・アドレスに当方の記憶を記しています。ご参考まで。

投稿: ワークスK | 2016年11月14日 (月) 午前 12時40分

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