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2010年8月25日 (水)

弓鋸でも6kgレールは切れる!
日曜大工レベルの工具で
どこまでやれるか…!?(泣・笑)

Yuminoko01

当社倶楽部は、
「もっと手軽に、もっと気楽に」をモットーに、
JAM(日本鉄道模型の会)主催の
第11回国際鉄道模型コンベンションの出展では、
大型乗用鉄道模型
(5インチゲージ&15インチゲージ)が
ちょっとした割り切りと工夫をすれば、
比較的低価格で、
なおかつ、ホームセンターなどで手に入る材料で、
しかも日曜大工の延長で作れることや
工夫次第で狭い庭でも
「庭園鉄道(自家用実用鉄軌道)」を
存分に楽しめることをテーマに
会員各自が作品を展示した。

Yuminoko02

そして、当社としては、すでにご紹介の通り、
今年は、15インチゲージの
単複線と鈍端分岐器を製作し展示した。
実は、最終日には、
撤収後、自宅で軌框を仮設するために、
単複線に続く45度角分の半径2mの曲線軌框を
開場前の約2時間(会場準備と並行作業)で
息子たちと一緒に作ったのである。

Yuminoko03

まず、1.5m(内側レール)と1.8m(外側レール)の
6kgレールを市販のパイプベンダーの
アタッチメントだけをレールの形状に変えた
改良レールベンダーを使い、
おおよそ10cm刻みで曲げていき、
時々半径2mの軌框を描いたベニヤ板の型紙に合わせながら、
微調整をしながら半径2mの曲線に曲げていった。

Yuminoko04

続いて、レールを一方に揃えて、
ちょうど45度角分の曲線軌框になるように、
端数部分を切断する印をつけて、
レールの形に合わせて作ってもらった固定治具
レールを固定しながら、
セーバーソーで切断していった。
ちなみに、セーバーソーは、
本来、金属パイプ等を切断するための工具なので、
これまた目的外使用なわけだが、
6kgレールの頭の部分は約2cmなので、
ここさえ切断してしまえば、
この程度の工具でも
あとは比較的楽に切断できるのである。
しかし、前述のように目的外使用なので、
刃は消耗品と考え、垂直切りで2箇所、
斜め切りで1箇所位と覚悟を決める必要がある。
ただ6kgレールによって堅さが微妙に違うようで、
すんなり切れる時となかなか切れない時がある。

Yuminoko05

ということで、最終日もすでに使用済みの刃が
1枚だけ残っていただけなので、
1本目のレールはセーバーソーで
すんなり切断することができたが、
2本目のレールの頭の部分の途中で
刃がすっかり摩耗してしまい、
使用不能になってしまった。
そこで、急遽、案内溝をつけるために使用していた
弓鋸を使って切断することになったのである(泣・笑)。

Yuminoko06

ただ、弓鋸でもステンレス切断用の刃にすれば、
意外とすんなり切断できるもので、
しかも電動工具と違って弓鋸は、
小学生の長男であっても十分支えることができるので、
途中からは私にかわって長男が切断作業をしたのである。
まー、それこそ、セーバーソーからすれば、
切断時間は約30分くらいかかったが、
ゆっくり少しずつ切っていくので、
切断面はセーバーソーよりも実にきれいであった。
それに、刃の消耗の少ないのは確かで、
まだ1本で何箇所切れるかは検証していないが、
少なくともセーバーソーの刃よりも
超経済的なことだけは確かである。
もっとも気力と体力勝負だが…・(泣・笑)。

Yuminoko07

このように、6kgレールは、
特殊な工具を使わず、
数百円の弓鋸でもやる気があれば
十分切れるのである。
それこそ、京都の明野軽便鉄道では、
ポイントのフログやトングレール部分も
すべて弓鋸で切断したそうである(凄すぎ!!)。

Yuminoko08

ペーシ取り付け用の穴開けについては、
時間的に厳しかったので、
あとはプラ杭を切断して作った枕木を
軌間に合わせた型紙に置いていき、
レールクリップと9ミリのボルト木ねじで
止めていってとりあえず曲線軌框の完成である。

ちなみに、ペーシ取り付け用の穴開けだが、
これもレールの形状に切ってもらった治具と
穴開け位置を決めるための治具を使えば、
高価なボール盤がなくても、
充電式のドリルドライバーや電動ドリルでも
直径10mmまではすんなり開けられるし、
直径12mmもドリル刃の摩耗が激しいが、
開けられないことはないのである。
もっとも直径10mmを開けることができれば、
6kgレール用のモールは通るので、
無理して12mmにしなくても
実用上なんら支障はないことも確かである。

なので、6kgレールを使った
軌框や単複線、鈍端分岐器くらいまでならば、
誰もが日曜大工レベルの工具に、
ちょっと手を加えた工具や
ちょっと工夫した治具を
自作または依頼して作ってもらえば、
十分製作可能なのである。
(当社は高橋金属に依頼した。)

Yuminoko09

要するに、15インチゲージの
軌框を作るかどうかは、
自分自身にやる気があるかないか、
はじめの一歩を踏み出す勇気が
あるかないかというわけだ(笑)。
あとは少々体力勝負の部分があるが…(泣・笑)。
なお、15インチゲージの設置面積だが、
5インチゲージと軌間は単純に3倍だが、
路盤作りにしても、
5インチゲージの場合、
ブロック1枚分ですむところが、
ブロック2枚になるだけなので、
出費は約2倍程度である。
また、5インチゲージの場合も
軌間こそ狭いものの、
実際、人が乗って運転することになれば、
設置面積的には15インチゲージと大差はないので、
それこそ、すでに5インチゲージの軌框が
設置できるスペースがあるならば、
ほぼ同程度のレイアウトの庭園鉄道を
15インチゲージでも敷設可能ということである。

これは、あくまでも当社のように
日曜大工レベルの工具しか持ち合わせておらず、
しかも技術水準がとても低い者が思う雑感だが、
はっきり言って、15インチゲージの
軌框作りに関しては5インチゲージよりも
溶接といった特別な資格を要さなくても
十分製作可能ではないかと思うのである。
もっともそれは、あくまでも自己責任で楽しむ
自家用実用鉄軌道レベルでの敷設の話であって、
不特定多数が乗車する遊園地のミニ鉄道のような
安全・安心を保証できるものではないレベルでの話であるが…。

というわけで、今回の出展をご覧になって、
自分にはとてもできないと感じたか、
もしかしたら自分にもできるかもと感じたかは、
人それぞれだと思うが、
当社倶楽部の出展に勇気づけられ、
1人でも15インチゲージの自家用実用鉄軌道を
始めてみようと思う方が出てきてくれれば幸いである。

Yuminoko10

明野軽便鉄道
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