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2010年8月24日 (火)

プラ車輪の有用性を実感
滑らかに走る「てトロ381形量産型」

T38101
プラ車輪仕様のてトロ381形量産型

JAM(日本鉄道模型の会)主催の
今年の第11回国際鉄道模型コンベンションでは、
昨年に引き続き、せんろ商会みたちおもしろ機械工房製の
てトロで体験運転を実施した。

T38108
勢揃いしたてトロたち

今年は、手持ちのてトロ
(てトロ127形1両・てトロ381形試作型1両)に加えて、
みたちおもしろ機械工房のご厚意で、
てトロ127形2両、鉄車輪仕様のてトロ381形試作型1両、
それから、プラ車輪仕様のてトロ381形量産型1両の計4両を
お借りすることができたので、
こちらも体験運転に投入させていただいた。

T38102_2
てトロ381形量産型による体験運転の一コマ

特に、今年の注目は、何と言っても、
鉄車輪仕様の「てトロ381形試作型」から
プラ車輪仕様となった「てトロ381形量産型」の登場である。
そこで、プラ車輪の検証(耐久試験)を兼ねて
体験運転で大いに使わせてもらったのだが、
まず、プラ車輪になったことで、
てトロ127形とほとんど変わらないほど
軽量化されていることにびっくりしたのである。
これならば、小さい子どもでも十分に持ち上げられる重さである。

T38109
鉄パイプ簡易軌框上の勾配で
苦戦の鉄車輪仕様の試作型

そして、何よりもびっくりしたことは、
その走りの素晴らしさである。
率直に言って、鉄車輪の試作型は、
6kgレールの線路上の食いつきはいいのだが、
鉄パイプの簡易軌框上となると、
後ろにトロッコなどを繋げて走らせると、
勾配のある曲線では、勢いが足りなかったりすると
空転が起こってしまうことがあったが、
プラ車輪仕様の量産型は、実に食いつきがよく、
鉄パイプの簡易軌框上の勾配のある曲線も
全くストレスなく実に滑らかに走ってくれたことである。

T38104
鉄パイプ簡易軌框の継ぎ目に残るプラ車輪の削れカス

ちなみに、昨年、鉄パイプ簡易軌框の接続部分で、
プラ車輪が削れる現象が確認できたが、
今回、鉄パイプ簡易軌框の接続部分に
プラ製のキャップを取り付ける改良を行った結果、
プラ車輪の著しい摩耗は確認できなかったので、
きちんとした線路状態では、
少なくとも自家用実用鉄軌道レベルとしては、
十二分の耐久性も持ち合わせていると感じた。
いやー、率直に言って、当社の試作型も、
もし可能ならば、ぜひぜひプラ車輪に換装して欲しい
と強く思った次第である。

T38105
プラキャップを取り付けた改良鉄パイプ簡易軌框

ちなみに、プラ車輪については、
昨年、初めて試作品が提供され、
当社ではすでに平トロ&箱トロに装着させてもらい、
実践に導入させてもらっているが、
鉄車輪にはない軽さと
鉄車輪に負けない滑らかな走りには
当社としても実に満足している。
特に、今回の路盤水平化工事における
仮設軌框上での仕様では、
そのプラ車輪の軽さと走りの良さが存分に発揮され、
脱線しても1人の力ですんなりと復旧できたことである。

T38103
プラ車輪を装着した平トロ

また、今回のコンベンションでも、
息子たちが少々無謀なトロッコ遊びを展開したが、
プラ車輪であるがためにプラ車輪の平トロは、
重さ的には5インチゲージの
2軸運転台車と大差のないものとなり、
多少勢いよくぶつかっても、
大きな怪我につながらないという人体実験?データもとれ、
改めて鉄車輪にはないアドバンテージを感じた次第である。
ちなみに、いくらプラ車輪とは言っても、
15インチゲージともなれば、
その危険性は大きいことは十分に理解した上で、
あくまでも自己責任の範囲で十分に安全を確認して
遊ぶことを忘れてはならないことは言うまでもない。
なので、よい子は決して真似しないで下さい(泣・笑)。

T38110
よい子は決して真似しないで下さい(泣・笑)

というわけで、人力駆動とは言いながらも、
いよいよプラ車輪も動力車への投入が試みられたわけだが、
これを単純に電動の動力車に即転用というのは、
安全面などいろいろと難しいハードルがあるとは思うが、
当社としても、昨年製作した15インチキ機関車が、
直径200mmの2軸のスポーク車輪1セットだけで、
40kg近くあることで持ち運びだけでなく、
脱線した時の復旧や万が一制動装置や車止めが外れて、
線路を転がりだしてしまった時に、
少なくとも小さい子どもだけではとてもとめられない
という危険性を感じているので、
これまたできることならば、
ぜひ当社の15インチキ機関車の車輪も
プラ車輪に換装したいところだし、
ぜひ耐久試験を兼ねて大型のしかも動力車に装着した
プラ車輪の実用性を体感してみたいところである。

T38107
車輪だけで40kgはある
当社15インチキ機関車(沢鉄祭にて)

実際の所、みたちおもしろ機械工房では、
すでに試作品として直径200mmのプラ車輪は開発されており、
今年の6月に行われた第14回機械要素技術展で展示されているのだが、
まだ動力車への装着については、
耐久性などいろいろと検証しておかなくてならないことも多いらしく、
残念ながら、現時点での装着の目処は立っていないとのことである。
でも、てトロ381形量産型に採用されたように、
ぜひぜひ動力車への実用化も大いに期待したい所である。
とにかく、自家用実用鉄軌道は、自己責任とは言いながらも、
所詮は趣味の延長なので、やはり命あっての物種である。
実車としての見た目や実感も大切だが、
それよりも子どもも含めた家族の安全・安心が重要であることを考えると、
当社としては、プラ車輪の動力車への装着の早期実用化を熱望する所だし、
プラ車輪の今後の商品展開に大いに期待している所である。

T38106
体験運転を待つてトロたち

なお、プラ車輪仕様のてトロ381形量産型とプラ車輪については、
販売元のせんろ商会の岡本憲之氏と
製造元のみたちおもしろ機械工房の方のお話によると、
近々いよいよ市販されるとのことなので、
興味のある方や疑問のある方は、
以下の以下のサイトにご確認の上、お問い合わせ下さい。

それから、せんろ商会の岡本憲之様と
みたちおもしろ機械工房の皆々様、
昨年に引き続き、当社倶楽部の出展に際して、
多大なる御支援・御協力を賜りまして、
誠にありがとうございました。

【てトロ127形&てトロ381形&プラ車輪の問い合わせ先】
せんろ商会(販売元)
http://senro.na.coocan.jp/

みたちおもしろ機械工房(製造元)
http://www.sunfield.ne.jp/~mitachi2/(公式ホームページ)
http://saba.tea-nifty.com/omoshiro/(ブログ)

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15インチゲージ」カテゴリの記事

コメント

改めてJAMお疲れさまでした。
あれから1週間が経とうとしていますが、まだ興奮冷めあらぬって感じです(笑)。
大変ですが、得るものも大きいと実感した4日間でした。
特に、社主様宅のお子様達の成長ぶりには驚きました。
今後のJAMの戦力になること間違いなしです。
少なくともDIY用品の名称については私よりずっと知っているし、彼等の方が役立つ思います(笑)。

投稿: ゆかろん@常任幹事長 | 2010年8月26日 (木) 午前 01時01分

ゆかろん@常任幹事長様
コンベンションでは、
本当にいろいろとありがとうございました。
興奮さめやらぬというか、
疲れが抜けきっていないというのが現実です(泣・笑)。
ゆかろんご一家には、
親子ともども本当にご迷惑をおかけしました。
特に、日に日に増長する息子たちの行動には、本当にすみませんでした。

投稿: どてかぼちゃ | 2010年8月26日 (木) 午前 05時33分

てトロ610の販売が待ち遠しいのですが・・・
・・・待っても出そうになさそう?
そもそも需要がありませんね☆

投稿: くまかん | 2010年9月 3日 (金) 午後 08時49分

くまかん様
パソコン、何とか復旧?して良かったですね。
てトロ610ですかー。
いいなーって思いますけど、
くまかん様の所の勾配を、
てトロで登り切るのは至難の業かも…(泣・笑)。
プラ車輪、スリップするかと思いましたが、
鉄パイプ簡易軌框上では、
むしろ鉄車輪よりも食いつきが良かったです。
とにかく、軽いのがいいです。

投稿: どてかぼちゃ | 2010年9月 4日 (土) 午前 10時44分

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