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2011年1月20日 (木)

独自の規格作りも醍醐味…!?
完全自己責任の
「自家用実用鉄軌道」
枕木とレールの接続

Rail01
60cm×60cm角の枕木と
レールクリップを使った単複線

近年、規制緩和・官から民への流れに伴い、
実物の鉄道でも、2002年から
鉄道に関しての技術基準を定めた国土交通省の旧5省令
(普通鉄道構造規則、特殊鉄道構造規則、新幹線鉄道構造規則、
鉄道運転規則、新幹線鉄道運転規則)が
「鉄道に関する技術上の基準を定める省令」に一元化された。
つまり、実物の鉄道でも、
今までのように「省令に則っている=安全」という考えから、
政府の関与する割合を最低限にして、
それ以外は鉄道事業者の自己責任に基づくことを
基本とするように大きく改められたというわけだ。

Rail03
下ノ沢鉄道の45mm×45mmプラ杭枕木

当社は、現在、「自家用実用鉄軌道」の実現に向けて、
15インチゲージ軌道の敷設工事をすすめているが、
そもそも鉄道を「自家用」として使用することについて、
当社の知る限りにおいて法的な規制はない。
(「業務用?」の産業軌道についての規定はあるが…)
なので、「自家用実用鉄軌道」は
まさに完全自己責任の世界なので、
自宅の庭にどう線路を敷こうが、
どんな車両を走らせようが個人の勝手である。

Rail02
座金なしの木ねじのみの固定(やや強度不足)

しかし、命あっての物種なので、
実物の鉄道の規定を参考にしながら、
完全自己責任の「自家用実用鉄軌道」であっても、
「安全第一」に考えていくべきだと思う。
(規制がないということは、
自分の身は自分で守れということなので…。)
とは言っても、実物の鉄道とは、
輸送距離も輸送量も段違いに違う(小さい)ので、
「業務用」レベルまでの水準
(耐久性・強度)にする必要もないし、
逆にそこまでしてしまうと、費用もかかるので、
それでは、「自家用」としては現実的ではないとも言える。

Rail04
レールクリップで固定

では、どの程度に留めるのか…!?
哀しいことに知識も技術力もない当社の場合、
強度計算ができるわけでもないので、
いろいろと試してみながら、
例によって現物合わせで
やっていくしかないのが現実である(泣・笑)。
そこで、当社の15インチゲージ軌框について、
いろいろと試してみたことについて紹介してみたい。

Rail05
角座金で固定

まず、枕木であるが、
当社は、再生プラスチック製のプラ杭を
枕木として使用している。
まー、木の枕木の方が実感的であることは確かだが、
万年持ちということで、
下ノ沢鉄道も採用しているプラ杭を使用することにした。
プラ杭にはいろいろな太さがあるが、
当初は、45mm×45mm角の
60cmのプラ杭(1本180円前後)を使用していたが、
現在は、60cm×60cm角のプラ杭を使用している。

Senro05
60cm×60cm角の枕木だと
渡り板(ざら板)軌框とほぼ面一

率直に言って、自家用レベルの実用性からすれば、
45mm×45mm角のプラ杭で十分だが、
45mm×45mm角のプラ杭は、
長さが実質55mmくらいしかとれないことと
渡り板(ざら板)軌框との高さを合わせるために、
実に割高(2本で1000円前後)だが、
現在の60cm×60cm角のプラ杭を使用し、
45mm×45mm角のプラ杭は、
渡り板(ざら板)軌框に使用している。

Rail06
銚子電鉄の仲ノ町駅の車両基地の線路

続いて、枕木とレールの接続だが、
木の枕木ならば、実感という面からも犬釘となるだろうが、
プラ杭に犬釘を打ち込むことは難しいので、
6kgレール用のレールクリップをかませて、
太い木ねじで固定している。
しかし、レールクリップは最近の鋼材価格の高騰で、
かなり割高(500円弱)である。

Rail07
テーパー座金(写真左)・角座金(写真右)

そこで、急曲線部分や単複線部分など
レールと枕木の接続面に負荷がかかりそうな所を除いては、
レールクリップのかわりに角座金を使用している。
角座金は、いくつかの種類があって、
価格も12円から7円とまちまちであるが、
とにかく低価格だし、
少なくとも直線区間に使用するには、
実用十分という感じなので、
直線区間には積極的に使用しているのである。

Rail08
重ね合わせての試用

ちなみに、この間、銚子電鉄の仲ノ町駅の車両基地で
見てきたような止め方も試してみようと、
レールの厚みの分に直径8mmの
テーパー座金(30円)をかいして止めてみたが、
微妙に隙間ができてしまい、
結果的にはきちんと止めることができなかった。
というわけで、この方式は、
テーパー座金分余計に費用がかかる上に、
効果も期待できなかったので不採用となった(泣・笑)。

Rail09
見た目はいいがぐらつく(泣)

以上の方法(仕様)は、あくまでも当社が
現時点で使用してみての実績であって、
当然のことながら、他社線での使用に対する
安全の保証ができるものではない。
まー、当社のインチキ規格を真似て、
庭園鉄道を作ろうとなんて方は
いらっしゃらないとは思うが、
もし、参考にする場合は、
あくまでも自己責任で行って欲しい所である。

Rail10
安価で結構確実な座金のみでの固定

このように「自家用実用鉄軌道」には、
法規制もなければ、
きちんとした業界規格があるわけでもない。
(たぶんないと思う)
その部分では、自社で独自の
安全基準・規格(仕様)を定めたり、
それをいろいろと試しながら
検証していくというのも、
完全自己責任の
「自家用実用鉄軌道」だからこそ許される
醍醐味であるように思うのである(笑)。
(よい子は決して真似しないで下さい。)

Rail11
レールクリップで留めると実感的だが…

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15インチゲージ」カテゴリの記事

コメント

実用的にも、とても興味深いレポートですね。

投稿: おおきにくに | 2011年1月21日 (金) 午前 05時35分

おおきにくに様
自家用実用鉄軌道とは言いながらも、
実用一点張りというのも寂しい所ですが、
コスト面も自家用実用鉄軌道としては
重要なところです。
このさじ加減をどうするか、
どこまでで満足するか、
それも人それぞれですし、
人それぞれに選択できるところも
マイ庭園鉄道の魅力でしょう。

投稿: どてかぼちゃ | 2011年1月21日 (金) 午前 06時41分

ウチにホンモノのレールが一本あるのですが。乗っても蹴ってもびくともしません(汗)
無謀な高速運転をしなければ、レールは自然体で置いておけばいいのでしょうか?(謎)

投稿: LUN | 2011年1月22日 (土) 午前 07時27分

LUN様
自家用レベルで普通?に使うならば、
6kgレールでも
軽く止める程度で十分ですから、
それこそ、50kgレールや
60kgレールならば、
本物の列車を走らせない限り、
ビクともしないと思います。

投稿: どてかぼちゃ | 2011年1月22日 (土) 午前 10時19分

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