
昔、月刊誌「鉄道模型趣味(TMS)」の
確かコラム欄だったと思うが、
鉄道模型のレイアウトを構想する男性が、
若いうちは歳を重ねる毎に蜘蛛の巣のように
複雑なレイアウトプランを練っているのだが、
それが年老いていくと、
次第にシンプルなレイアウトに変わっていく
というマンガが載っていて思わず笑ってしまったが、
その世界にどっぷりはまっている時って、
どんどん世界が広がっていってしまい、
結局、何も進まずに終わってしまう。
それこそ、まさに私が16番ゲージを
やっていた時がそうだった。
車両はそこそこコレクションしたものの、
結局、お座敷エンドレス運転でお茶を濁すだけで
就職とともに深い冬眠に入ってしまった。
婚後、再び鉄道模型にGゲージで再入門。
ヨーロッパ型ナロー中心で始めたが、
仮設ながらもストラクチャーを含んだ
初めてのレイアウトが完成。
しかし、長男の成長とともにあえなく休線。

その後、長男が大きくなったことを機に、
5インチゲージで再々参入。
この時、軽便鉄道と銘打ちながら、
実際は森林鉄道や鉱山鉄道をイメージした形で、
初めて固定レイアウトというべき庭園鉄道を建設。
(あくまでもイメージだけで実際は……?<泣・笑>)
そして、この所、仕事の忙しさで再び休眠。
約半年近くの休眠を経て、
突然15インチゲージの線路建設がスタート。
(勤務先の同僚のブログにそそのかされた…?<笑>)
思えば、私の鉄道模型趣味は、
広軌化に次ぐ広軌化を経てきたが、
(世間はOゲージ→16番ゲージ→Nゲージ
と狭軌化しているというのに…。<笑>)
その過程の中で、先のマンガの話のように、
自分なりに好きなことが何か、
できることは何なのかが
少しずつ整理されてきたように思う。
要するに、私にとっては、
フル編成の国鉄型や大手私鉄の鉄道は、
憧れではあるが、手に余る存在であり、
当然のことながら、
兎小屋のようなわが家には
完全なオーバースケールなのである。
それに対して、ナローの産業軌道は、
多少の工夫は必要だが、
ほぼそのまま持ち込んでも
敷けないことはない。
それこそ、15インチゲージとなれば、
ポイントどころか、
曲線すら満足に敷けないかもしれないので、
最終的には直線数mで終了かもしれないが、
コンクリートの踏み板を枕木の上に置けば、
簡単に路面軌道となるので、
この方が家庭にやさしい(家族の邪魔にならない)
のではないかと考えている所である。
それに、ライブスチームどころか、
電動でなくても、
単なる手押しトロッコであっても、
15インチゲージともなると、
十分満足できる気がするのである。
このように、私は16番ゲージからGゲージに、
そして、さらに5インチゲージへと広軌化してきたが、
実は、私としては、縮尺やゲージは大きくしても、
モデルとなる実車はどんどん小さくしていきたい
という思いがあるのである。
16番ゲージ
国鉄型亜幹線~ローカル線
(すでに幹線級ではない<笑>)
↓
Gゲージ
ヨーロッパ型の2軸ナローに限定
↓
5インチゲージ
日本の軽便鉄道をイメージして社名はつけてみたが、
実際は、森林鉄道や鉱山鉄道の規模。いやそれ以下(笑)。
↓
15インチゲージ
町工場や商店のトロッコや人車鉄道のイメージになるのか…!?
というわけだ。
そもそも私は、統一されたフル編成よりも、
混合列車のような凸凹編成が好きだということもあるが…。
まー、こんな気になってきたのも、
私自身が少しずつ年輪を重ね、
いろいろと頭の中でも取捨選択が
できるようになったからかもしれない。
(要するに、歳をとっていろいろな面で
無理がきかなくなってきたということ<泣・笑>)
とは言うものの、15インチゲージの最大の課題は、
その大きさや重さである。
いくらベニヤ板などでペラペラに作るといっても、
車輪そのものが重いし、
1人で作り上げるには荷が重いことは確かだ。
しかも、桜谷軽便鉄道の持元氏父子のように
息子たちが同じ趣味に生きてくれそうな見通しは
少なくともわが家にはなさそうである(泣・笑)。
だから、いずれは朽ち果ててしまうのではないかと思う。
でも、それもまた「あり」かなって気がする。
(廃線跡を眺めて余生を送るのも悪くない<笑>)
というわけで、夢は、
5インチゲージはお出かけ用にして、
15インチゲージメインの
庭園鉄道(自家用鉄道?)作りといきたいところである。
でも、現実的には、5インチゲージをメインにしつつ、
15インチゲージの線路もあり…!?
という感じに落ち着くのかなーって思う。
まっ、どっちにしても、
限られた時間と予算の中で、
あれもこれもできないのが現実だから、
結局、どれも中途半端に終わるのは確かだと思う(笑)。
ただハッキリ言えることは、
仮に宝くじでも当たって、
億万長者にでもなったとしても、
15インチゲージを越える広軌化だけは
絶対にあり得ないことだけは断言できる。
というのは、15インチゲージまでに
私が鉄道模型(鉄道?)に求めている形の
全てが含まれているので…。
(すでに5インチゲージの段階で
常識的なサイズを悠に超えているが…<笑>)
結局、鉄道模型趣味人として、
まだ悟りの境地に達し切れていないということだろう(笑)。

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