
当社が開業して3月末で早5年の歳月が過ぎ去った。
他社鉄道会社が次々と新型車両を導入しているのを尻目に、
当社は、何度か更新改造はしたものの、
開業以来、バテロコ1両でずっと営業?して(遊んで)きた。
そんな当社に飛び込んできたのが、
岡本憲之氏のせんろ商會が、
5インチゲージの新規参入にあたって、
みたちおもしろ機械工房とタイアップして開発した
「てトロ127形」のニュースである。
この「てトロ127形」は、名前のごとく、
手で回して走る5インチゲージ(軌間127ミリの)トロッコである。
要するに、手回し人力鉄道車両というわけである。
この製品の正式な販売開始は2007年5月1日ということだが、
先行販売をするというので、すぐさま注文を入れたのであった。
5インチゲージと言えば、
6分の1(ナロー)や8.4分の1(国鉄型)の
スケール模型が一般的である。
それからすると、この人力鉄道車両は、
5インチゲージながら、
模型というよりは1分の1の実物鉄道車両である。
従って、この手の製品は好き嫌いがあって当然だと思う。
しかし、親子で庭園鉄道を楽しむ当社としては、
バテロコやライブスチームも
魅力的な製品であることは確かだが、
充電などの手間もかからず、
線路に「てトロ」を載せれば、
すぐに遊べる「てトロ」は、
別な意味でとても魅力的であった。
息子たちも「てトロ」の写真を見て、
興味津々であった。

そんなわけで、本日、当社としては、
5年ぶりの新車として「てトロ127形」が、
岡本氏の手によって、
直接、納車されたのであった。
(お忙しい所、わざわざお出で下さり、
本当にありがとうございます。)
ちなみに、岡本氏の話によれば、
当社に納車されたてトロは、
記念すべき量産型の第1号で、
当社が初の納車だそうだ。
(試作も含めると5号機だそうだ。)

「てトロ」は大きな段ボール箱に梱包されていた。
息子たちは、すぐにでも開けたいという感じで、
2人で競い合って箱を開けていた。
そして、ピカピカのオレンジ色に塗られた
「てトロ」が姿を現したのであった。
息子たちはすぐに乗りたがったが、
まだステップが取り付けられていなかったので、
岡本氏が取り付けてくれた。
いよいよ新車の試乗である。
初走りをしたのは正喜であった。
続いて正美が運転である。
息子たちは大喜びで、
「てトロ」を取り合って運転していた。

「てトロ」は子どもが運転してもいいように、
力を入れて回転させると、
車輪が空回りするように設計されている。
(従って、同一線上で2両で続行運転しても
一定以上のスピードが出ないので
簡単に追いつくことはできないそうだ。)
また、線路の繋ぎ目に大きな段差があったり、
線路上に小石などの障害物があったりすると、
ストップするように設計されている。
実際、初走りの時、
トンネル付近で一時停止してしまった(笑)。

この他、岡本氏の話によると、
「てトロ」は、連結器をつけて、
乗用台車と連結すれば、
平坦線で大人3人(子ども5人)は牽引可能だそうだ。
(人間の力次第なのだが…。)
機会があったらぜひ試してみたいと思う。
また、手回しを逆回しすれば、
バック走行も可能である。
(バック運転は安全のため推奨されていない。)
なお、「てトロ」は平坦線を想定して作られているので、
ブレーキはなく、手の力でハンドルを固定したり、
足ブレーキで止めるようになっている。
また、前後のバンパーによって、
万が一脱線した場合でも
「てトロ」が簡単に転倒しないようになっている。
ちなみに、「てトロ」の取扱説明書(試作版)には、
安全走行のために、10歳以上で65㎏以内の人を推奨している。
(走行不能というわけではないが…。)
また、運転時は、
自転車用ヘルメット、肘当て・膝当ての着用を推奨している。
ということで、当社のような利用法は、
あくまでも自己責任で行う
(保証外・1年間の保証付だが…)ということである。
(PL法の関係で、製造者の側からすれば、
この手の禁止事項を多くせざるを得ないのは致し方ないことである。)
私も、息子たちの合間にようやく運転させてもらったが、
「百聞は一見にしかず」ということわざ通り、
「てトロ」は理屈抜きでおもしろいと思った。
また、今日は納車にあたって、
当社常任幹事長のゆかろん氏も駆けつけてくれたが、
ゆかろん氏も試乗して、
人の力だけで走る「てトロ」の魅力を堪能されていた。
ちなみに、息子たちは、1時間半近く、
ずっと走り続けていた…(笑)。
この手の鉄道車両を鉄道模型として認知するかどうかは
意見の分かれるところだと思うが、
当社としては、息子たちの主力機関車(お遊び用)として、
また、保線用(線路に段差があると停止するので…)、
ガーデニングの資材運搬用(トロッコを連結して)として、
それこそ、1分の1の鉄道車両として、
今後、大いに活躍しそうである。
岡本様、素晴らしい製品をお届け下さり、
本当にありがとうございました。
また、ゆかろん様、子守りまでして下さいまして、
本当にありがとうございました。
なお、「てトロ」の仕様と問い合わせ先は以下の通りである。
【「てトロ127形」製品案内】
5月1日発売予定(通信販売のみ)

製品名:人力機関車「てトロ127形(仮)」
※手で回して推進する動力のトロッコなので
「てトロ」となりました。
軌間:127mm(5インチゲージ)で
バックゲージは、119mm
重さ:約15キロ
車輪径:Φ80mm
最小曲線半径:R1.5m
動力:人間!!(手回しハンドルによる駆動とブレーキ)
販売価格:59800円(完成品・税込・送料別)
販売形態:塗装済み完成品(オレンジかイエロー)
オプション:ボディカバー(巻き込み防止用) 8000円(5月中旬発売予定)
取替え車輪
朝顔形連結器単品セット6000円・2個セット10000円
レールセット(軌間127ミリ) 半径1.5mのセット(近日発売予定・価格未定)
備考:牽引試験では、平坦線路で、大人2人の乗用台車を楽に牽引、
または推進できましたが…しょせん運転する人間の腕力次第となります。
使い方として、本番機関車運転前の軌道の安全点検。
試運転での荷重試験。
緊急の救援機関車(牽引力はかなりあります)。
保線作業台車の牽引用ほか…。
特にちびっ子の遊び用など良いと考えております。
人力タイムレースも・・・?
製造:三立応用化工株式会社
販売:せんろ商会
【問い合わせ先】
住所
〒329-2216
栃木県塩谷郡塩谷町上寺島1485
「せんろ商會&けいてつ協会本局:岡本憲之」
TEL/FAX:0287-41-1013
E-mail:senro@rail.nifty.jp
↓ただいま準備中!!
けいてつ協会※風の高原鉄道
せんろ商會※おもちゃと模型の店「風せんろ」(仮)
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